塾講師は高校生でもOK

塾講師というと、人によってイメージはさまざまあると思いますが、大手予備校の有名講師の様な専任プロ講師から大学生のアルバイト講師まで多様な人たちが活躍している場であると言えるでしょう。

塾講師が受け持つ授業についても生徒の年齢層によって内容が異なり、小学生・中学生・高校生・浪人生それぞれで目指す目標や必要な知識が異なっています。

では、高校生が塾講師として働くことは可能なのでしょうか。

小学生や中学生の指導は、必要な知識として義務教育の範囲内であり、最近高校受験を突破してきた新しい知識を有する高校生は、塾講師としてニーズが存在します。

特に、大学進学が決まった高校３年生で、冬休みや春休みの期間、高校が休みで時間が空いている場合、短期のバイト講師として小学生・中学生のクラスを受け持つ場合や、高校生でも１・2年生のクラスを受け持つ場合もあるため、高校生であっても塾講師として働くことは可能です。

高校生・浪人生を教える場合、ほとんどの生徒が大学進学を目指して塾に通うため、授業内容の知識として大学入学レベルを必要とされます。

よって、高校生のバイト講師が、同じ高校生や浪人生の授業を担当することはあまりなく、担当しても高校１・２年生の内容までとなります。

高校生のバイト講師がメインで教えることになるのは、小学生・中学生クラスであり、ニーズとしても、小学生クラスは「勉強癖をつけてほしい」レベルなら知識よりも楽しく勉強してもらうためのコミュニケーションスキルが重要であるため、大人よりも小学生と年齢が近い高校生講師には向いていると言えます。

中学生クラスも、求められる知識は義務教育の範囲内であり、最近高校受験を突破してきた新しい知識が有利に働くため、ご自身の高校受験経験を基に指導を行うことで十分な授業を提供できるでしょう。

高校生塾講師のメリットは、他の飲食店バイトよりも時給が高く、知識がベースとなる仕事であるため達成感や、やりがいを感じることができる点にあります。

また、高校生塾講師は短期バイトである場合がほとんどですので、気軽に応募できることもメリットと言えます。

しかし、高校生塾講師の募集自体が大々的に行われていることはあまりなく、ご自身が通っていた塾から声をかけてもらうパターンが多いため、応募する機会が少ないというデメリットもあります。